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筆札

ひっさつ
名詞
1
標準
writing brush and paper
文例 · 用例
文章は宿構の如くに何の滞るところも無く、筆札は遒麗にして二王の妙をあらわした。
幸田露伴 連環記 青空文庫
五 香以の子之助は少年の時|経を北静廬に学び、筆札を松本|董斎に学んだ。
森鴎外 細木香以 青空文庫
面胞だらけの小汚ない醜男で、口は重く気は利かず、文学志望だけに能書というほどではないが筆札だけは上手であったが、その外には才も働きもない朴念人であった。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
五百の師として事えた人には、経学に佐藤一斎、筆札に生方鼎斎、絵画に谷文晁、和歌に前田夏蔭があるそうである。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
祖父|峩斎はかつて筆札を高頤斎に受けて、その書が一時に行われたこともある。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
経書を海保漁村に、筆札を小島成斎に、『素問』を多紀安琢に受けしめ、機を看て蘭語を学ばしめるようにというのである。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
この年十月十八日に成善が筆札の師小島成斎が六十七歳で歿した。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
高足の一人|小此木辰太郎は、明治九年に工務省|雇になり、十八年内閣属に転じ、十九年十二月一日から二十七年三月二十九日まで職を学習院に奉じて、生徒に筆札を授けていたが、明治二十八年一月に歿した。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
作例 · 標準
祖父は、書道をするために、常に筆札を携帯していた。
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「これは私の筆札です。いつでも書を書けるように準備しています」
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旅の途中でも、彼は筆札があれば、その場の感動を書き留めた。
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2
標準
handwriting
作例 · 標準
彼女の筆札は、まるで絵画のように美しく、見る者を魅了する。
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「この筆札の繊細なタッチを見てください。これが私の個性です」
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彼の筆札からは、力強さと優雅さが同時に感じられる。
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