タール
タール
名詞頻度ランク #16195 · 青空 116 例
標準
tar
文例 · 用例
いつか、カナダのタール教授が来て氷河に関する話をしたときなど、ペンクは色々とディスクシオンをしながら自分などにはよく分らぬ皮肉らしいことを云って相手を揶揄しながら一座を見渡してにやりとするという風であった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
これらの動物は、神経を切られたり、動脈へゴム管を挿されたり、病菌を植付けられたり、耳にコールタールを塗って癌腫の見本を作られたりする。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
夏の真昼の静かには タールの光も清くなる。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
これがリリエンタールの滑翔の研究を刺戟したことは本人からレーリーに寄せた手紙で分る。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
しかるに近頃ローゼンタールは特別な感応コイルを発明し、これによってX線を生ずれば喉頭の写真をわずか二秒間で撮る事が出来るという事を発表した。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
タールの樽が積んである小屋。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
たとえば、下肥えのにおいやコールタールのにおいには、われわれに親しい人間生活の幻影がつきまとっている。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
長靴のタールもなにももうめちゃくちゃになってるんだ。
— 宮沢賢治 『月夜のでんしんばしら』 青空文庫