じっと見る
じっとみる
表現動詞-一段
標準
to watch steadily
文例 · 用例
(真面目なる顔にてモデルをじっと見る。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
(とにかくあいつら二人は、おれにたべものはよこすが、時々まるで北極の、空のような眼をして、おれのからだをじっと見る、実に何ともたまらない、とりつきばもないようなきびしいこころで、おれのことを考えている、そのことは恐い、ああ、恐い。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
不気味で投出そうとするとずるずると辷って指の尖へ吸ついてぶらりと下った、その放れた指の尖から真赤な美しい血が垂々と出たから、吃驚して目の下へ指をつけてじっと見ると、今折曲げた肱の処へつるりと垂懸っているのは同形をした、幅が五分、丈が三寸ばかりの山海鼠。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
そして時々細く目をあいてぼくたちをじっと見るとまたねむった。
— 有島武郎 『火事とポチ』 青空文庫
聞澄して、里見夫人、裳を前へ捌こうとすると、うっかりした褄がかかって、引留められたようによろめいたが、衣裄に手をかけ、四辺を※し、向うの押入をじっと見る、瞼に颯と薄紅梅。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
」 とただ懐かしげに嬉しそうにいう顔を、じっと見る見る、ものをもいわず、お民ははらはらと、薄曇る燈の前に落涙した。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
威厳犯すべからざるものある小山の姿を、しょぼけた目でじっと見ると、予言者の鼻は居所をかえて一足|退った、鼻と共に進退して、その杖の引込んだことはいうまでもなかろう。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
」と、旅人は北の地平線の方をじっと見る。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、窓の外の景色をじっと見ていた。
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赤ちゃんは、母親の顔をじっと見て、微笑んだ。
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その彫刻は、見る角度によって表情が変わるため、じっと見入ってしまう。
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