カント
カント
名詞頻度ランク #19257 · 青空 1703 例
標準
cant
文例 · 用例
古いノオトのちりを吹き払って、カントやヘエゲルやマルクスを、もういちど読み直して、それから、酒をつつしんで新しい本も買いたい。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
アーベントという言葉を用いたのは明治の終りか大正の初めころ、帝大の山上御殿ではじめて開かれた哲学会のカント・アーベントあたりが最初であったろうと思う。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
カント・アーベントには相当に意味があるが、映画アーベントに至っては笑止の極みである。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
関東育ちでカントの『純粋理性批判』の訳者である天野君はアナゴは知っていたがアマゴを知らなかったのである。
— 九鬼周造 『偶然の産んだ駄洒落』 青空文庫
ロックやヒュームやカントには多少の耳を借しても、ヘーゲルやフィヒテは問題にならないらしい。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
純粋理性批判は産めないが、カントを産む事が出来る」と云っている。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
もし誰かがカントを引ぱり出して寄席の高座から彼のクリティクを講演させたとしたらどうであったろう。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
それは少しも可笑しくはないかもしれない、非常に結構な事ではあろうが、しかしそれがカントに気の毒なような気のするだけは確かである。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫