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舌触り

したざわり
名詞
1
標準
feel on the tongue (of food or drink)
文例 · 用例
だが、亜熱帯のそれは何かしら熱気が深く籠っていて、これほどの冷えびえとした舌触りは無かったような気がする。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
はてしなき議論の後の冷めたるココアのひと匙を啜りて、そのうすにがき舌触りにわれは知る、テロリストのかなしき、かなしき心を。
石川啄木 青空文庫
最初の舌触りで決する絶対の結果が怕しいのである。
牧野信一 熱い風 青空文庫
その舌触りの滑かさにおいて、味の甘さにおいて、またこの葷菜のみが持つ腋香のやうな体臭においてさへも、春先のものは、他の季節のそれに比べると、まるで別物のやうな風味の濃かさを感じさせてくれる。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
はてしなき議論の後の冷めたるココアのひと匙を啜りて、そのうすにがき舌触りに、われは知る、テロリストのかなしき、かなしき心を。
石川啄木 呼子と口笛 青空文庫
舌触りのいい肉汁を啜りさして、大帝はひよいと顔を持ち上げた。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
店で試しに口へ当てて見るのは、この酒はどんな質で、どう口当りがして、売ればいくらくらいの相場で、舌触りがぴりりとして、後が淡泊して、頭へぴんと答えて、灘か、伊丹か、地酒か濁酒かが分るため、言い換れば酒の資格を鑑別するためであります。
夏目漱石 創作家の態度 青空文庫
甘い私語と、秘密の享楽とに、何となし心から昵みきれない、厭な滓のやうなものの舌触りを感じながらも、好奇心の充されたことだけでも、全く無意味ではなかつたやうな気がした。
徳田秋聲 復讐 青空文庫
作例 · 標準
このワインは、舌触りが滑らかで非常に飲みやすい。
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新しく開発されたデザートは、独特の舌触りが特徴だ。
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舌触りの良い料理は、食事をより一層楽しませてくれる。
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