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避難民

ひなんみん
名詞
1
標準
evacuees
文例 · 用例
彼は、邦人の家が掠奪された有様や、両耳を斬られた女の屍体、腹に石を詰められた男の屍体、それを、兵士達や、避難民や、内地の大衆に知らしてやる必要があった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
山から海へ、避難民は続々としておしかけたが、そこでもまた猛火に包まれて焼死する者、或は海に入って溺死する者など、その惨状は全く眼のあてられないものがあった。
田中貢太郎 焦土に残る怪 青空文庫
まず牛車を雇って荷物を積み込み、そして道なき山を分け進んだが、もとより旅館はなく日が暮れると、ごろりと野宿して避難民めいた。
織田作之助 わが町 青空文庫
下では幾流れとなく板を並べた上に食器を並べて、避難民式に雲集した書生や壮士が入代り立代り飯を喰うので毎日毎日戦争のような騒動である。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
翁の一家は、そのために、七十五万円の富豪から一躍、明日の米も無い窮迫に陥ってしまったが、それでも避難民張りの米喰虫は雲集するばかり……。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
牛車を雇って荷物を積みこみ、山を分けはじめるのだが、もとより旅館はなく、日が暮れるとごろりと野宿して避難民めいた。
織田作之助 わが町 青空文庫
関東震火災の数日後このへんの焼け野を見て歩いたとき、この庭園の周囲の椎かなんかの樹立ちが黒焦げになって、園内は避難民の集落になっていた、その当時の光景を想い出した。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
避難民などがゐるところですがね……。
田山録弥 アンナ、パブロオナ 青空文庫
作例 · 標準
国境を越えて逃れてきた数万人の避難民たちが、テントが立ち並ぶキャンプで厳しい冬を越そうと耐え忍んでいる。
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戦火を逃れてきた避難民の子供たちが、仮設の教室でボランティアの先生から楽しそうに言葉を教わっている姿に希望を感じた。
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国際NGOは、食糧不足に苦しむ避難民のために、大規模な支援物資の輸送作戦を世界中に呼びかけている。
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