お得
おとく異読 おトク
形容動詞名詞-の形容詞
標準
bargain
文例 · 用例
それが日本人のお得意の哲學である。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
無意識に、お得意の神秘捏造をやっていたのでありましょう。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
神崎工学士、君は昨夕酔払って春子|様をつかまえてお得意の講義をしていたが忘れたか。
— 国木田独歩 『恋を恋する人』 青空文庫
先生はよくシューベルトの歌曲を歌って聞かせられたが、お得意のレペルトアルは、〔Sta:ndchen, Am Meer, Im Dorfe, Doppelga:nger, Erlko:nig, Leiermann, Lindenbaum etc.〕 であった。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
たとえ、人間世界の馴染の染物屋でさえ、時には約束に遅れることもあるのですから、まして何千人何万人のお得意を持っている忙しい仏、菩薩なら、こういう人間並みの注文は勝手違いで、いよいよ後廻しにされるかも知れません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
しかし私に取ってこういう奇蹟的な存在の人が、世間では私の母の廉い仕立もののお得意さまであって、現在、製菓会社の下級社員で、毎日ビスケットを市中に届けて歩き、月給金○○円の方であるとは、どうにも合点がゆきませんです。
— 岡本かの子 『愛』 青空文庫
そう云うふうにしますと一般に動物質の方が消化率も大きいのでありますからよほどお得になります。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
お得にはなりますがとてもとても半々なんというわけには参りますまい。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「bargain」である。
「bargain」という意味で使われることが多い。
bargain」という概念は重要だ。
その出来事は「bargain」の良い例だ。