兼併
けんぺい
名詞動詞-サ変
標準
uniting
文例 · 用例
猶太希臘の古田制 古代民族の間に貧富の懸隔を生じたのは、主に權豪が田地を兼併するがためであつた。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
富豪が頭を擡げて、田地を兼併した。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
上流はその兼併してゐる田地の債券石標を拔き去られたのを憤つた。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
その当時は、大化改新に於ける班田収授の制が廃れ、土地の兼併が行はれると共に、開墾することに依つて私有を認められる墾田、功労に依つて賜はつた功田などに依つて、荘園は激増してゐたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
資本的經濟組織ノ爲ニ國内ニ不法ナル土地兼併が行ハレテ、大多數國民ガ其生活基礎タル土地ヲ奪取セラレツツアルヲ見ルトキ、國家ハ當然ニ土地兼併者ノ自由ヲ制限スベシ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
社會主義的議論ノ多クガ大地主ノ土地兼併ヲ移シテ國家其者ヲ一大地主トナシ以テ國民ハ國家所有ノ土地ヲ借耕スル平等ノ小作人タルベシト云フハ原理トシテハ非難ナシ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
成程貧富の懸隔は無いではないが、これ迄の封建時代は、所謂国家社会主義のやうなもので、その上に例の支那流の経済家は兼併を禁じ、大地主大金持が出来るとその頭を叩き、或は諸侯が財産を取上げたり、棄損を唱へて貸借を無効にする。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
兼併を禦ぐ政略は勿論行はるべきでは無い。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
作例 · 標準
隣接する二つの会社が資源の効率化を図るため兼併された。
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歴史上、小国が大国に兼併されることは珍しくなかった。
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この地域の複数の村が行政区画の変更により兼併されることになった。
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