電磁石
でんじしゃく
名詞
標準
electromagnet
文例 · 用例
ルムコルフコイル、グローヴ電池、無定位電流計、大きな電磁石、タムソンの高抵抗ガルヴァなどを買入れた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
(明治四十年十月一日『東京朝日新聞』) 十一 磁力起重機 強い電磁石を使って重い鉄片などを吸い付けて吊し上げ、汽車や汽船の荷上げや荷積みをする器械が近来|処々で用いられる。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
大きな長方形の真空ガラス箱内の一方にB教授が「テレラ」と命名した球形の電磁石がつり下がっており、他の一方には陰極が插入されていて、そこから強力な陰極線が発射されると、その一道の電子の流れは球形磁石の磁場のためにその経路を彎曲され、球の磁極に近い数点に集注してそこに螢光を発する。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
音波によって起こされた電流の変化を、電磁石によって鋼鉄の針金の付磁の変化に翻訳して記録し、随時にそれを音として再現する装置もすでに発見されて、現にわが国にも一台ぐらいは来ているはずである。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
池の断面の形をした鉄板の片を電磁石の間において、それに鉄くずを振りかけて、その磁力線の分布を、実地と比較した学生もあった。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
何かしら目に見えぬ怪物が木々を揺さぶりでもしているか、あるいはどこかでスウィッチを切って電磁石から鉄製の黄葉をいっせいに落下させたとでもいったような感じがするのであった。
— 寺田寅彦 『藤の実』 青空文庫
あの壺の蓋が明いて、博士の身体がバネ仕掛けで、この辺の高さまで飛び出して来たとすると、電磁石の働きで、この人造手足がピタリと嵌るのです。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
若しこれがアベコベだったら鵜烏に小さい鉄片をつけて置いて、液中に電磁石をしのばせれば、電磁石の吸引力で鵜烏を水中に引っ張り込むことが出来るのだが、如何にせんそれとは全く逆であるのだから駄目だ。
— 海野十三 『科学者と夜店商人』 青空文庫
作例 · 標準
クレーン車の先端にある電磁石が、大量の鉄くずを持ち上げた。
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実験では、コイルに電流を流して電磁石を作ることを学んだ。
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強力な電磁石は、医療機器や粒子加速器などに応用されている。
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ウィキペディア
電磁石(でんじしゃく、electromagnet)は通常、磁性材料の芯のまわりにエナメル線を巻き、通電することによって磁力を発生させる磁石である。機械の部品として用いられる。電流を止めると磁力は失われる。
出典: 電磁石 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0