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吸引

きゅういん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #18336 · 青空 68
1
標準
absorption
文例 · 用例
扨、私事、神は信じたが宗教家といふ人間仕事の一様式にも吸引を感じなく、さりとて神学者にもなりたいと思はず、又、ユマニテは信じたが、例へば社会事業にどれといつて縁も生ぜず、さりながら、詩には心ときめいたのである。
中原中也 我が詩観 青空文庫
ああいう俳諧の「挙句」のようなところをもう一呼吸引きしめてもらいたいと思うのである。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
もちろんこれには規約的な条件も支配していると思われるが、心理的にこれらの口調が互いに相吸引していることは争われない。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
その音源はお園からは十メートル近くも離れた上手の太夫の咽喉と口腔にあるのであるが、人形の簡単なしかし必然的な姿態の吸引作用で、この音源が空中を飛躍して人形の口へ乗り移るのである。
寺田寅彦 生ける人形 青空文庫
下※の大きな、顴骨の高い、耳と額との勝れて小さい、譬えて見れば、古道具屋の店頭の様な感じのする、調和の外ずれた面構えであるが、それが不思議にも一種の吸引力を持って居る。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
彼れは今迄それを心の眼でぢつと眺めて、云はば心の中にある五官とも名づくべきもので、しみ/″\と味はつて其の中に甘い悲しみと燃ゆる喜びとを感じて居つたのであるが、手を反へした樣に此頃其の感じが薄らいで、彼れは肉と靈との間の痛切な吸引力に動かされずには居られなくなつた。
有島武郎 半日 青空文庫
やがてデパートメントストアが各区域の商店街を寂れさせ、享楽機関が次第に膨脹するこの大都会の大衆を吸引することになるであろう。
徳田秋声 縮図 青空文庫
相手がドイツ人かあるいは勘定の細かい地方の商売人だったらどうかわからないが、少なくも東京の学生のような観客層に対してはこの五十銭均一のほうが経済観念を超越した吸引力をもっていそうな気がする。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
作例 · 標準
「この掃除機、すごい吸引! カーペットの隙間の埃まで取れちゃうね」
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赤ちゃんの鼻づまりがひどいので、専用の器具を使って吸引してあげた。
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工場の煙突には、有害物質を外に出さないための強力な吸引装置がついている。
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歯科治療中、「痛かったら手を挙げてくださいね」と言いながら医師が吸引機を口に入れた。
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2
標準
attraction
作例 · 標準
そのミステリー小説の序盤には、読者を一気に引き込む不思議な吸引があった。
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「彼女の笑顔には、人を元気にさせる特別な吸引があるよね」
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巨大企業のブランド力は、世界中の優秀な人材を次々と吸引している。
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彼の演説には、反対派の人間すら黙らせてしまうような強い吸引があった。
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