弦歌
げんか
名詞頻度ランク #44366 · 青空 9 例
標準
singing and (string) music
文例 · 用例
反対に宗右衛門町では、弦歌のなかで、河合屋芸妓の踏む床の足音がチャルストンの音律となり、はり半のすっぽんの霊に幻怪な世界を展開している。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
観音堂裏は、昔の不夜城の入口で、今僅かに玉ころがしや空気銃、夏向きには鮒釣りなどで、職人肌の兄貴連を引きつけて居るが、弦歌のひゞきぱたりと絶えて二三の曖昧宿に、臨検におびえながら出入りする白い首が闇にうごめくだけではたゞもう淋しさの上塗りをするだけである。
— 小酒井不木 『名古屋スケツチ』 青空文庫
到る処に白首の店が、押すな押すなで軒を並べて、弦歌の声、湧くが如しだ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
それに乗込んだ一行五十余名と一所に、地元の釜山はいうに及ばず、東莱、馬山から狩り集めた、芸妓、お酌、仲居の類いが十四五名入り交って足の踏む処もない……皆、船に強い奴ばかりを選りすぐったものらしく、十時の出帆前から弦歌の声、湧くが如しだ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
孔子はこれを弦歌して礼楽を起こした。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
孔子、講誦弦歌して衰えず。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
四(四三八) 先師が武城に行かれた時、町の家々から弦歌の声がきこえていた。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
福松の頭には、浮いた湊の三国の色町の弦歌の声が波にのって耳にこたえて来る。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
祝賀パーティーでは、楽しい弦歌が会場に響き渡った。
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古代の宮廷では、弦歌は重要な娯楽の一つだった。
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彼は弦歌の才能に恵まれ、多くの人を魅了した。
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