厳科
げんか
名詞頻度ランク #44366 · 青空 13 例
標準
severe punishment
文例 · 用例
※謀一にあらず、厳科遁れ難し。
— 喜田貞吉 『奥州における御館藤原氏』 青空文庫
皇太子の如きお身分のお方であってすら、時到らぬに天位を望んだという点でその位から除かれ、その謀に与ったものが厳科に処せられたという例は幾らもある。
— 喜田貞吉 『道鏡皇胤論について』 青空文庫
未明の光一 ゆうべは、小松谷の小御堂には夜もすがら念仏の声が揚っていた、念仏をおくびにいっても、厳科に処すという禁令が出て以来、官の取締り方も民衆の自戒も、針のような神経質になっている折なのに。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
わしが領主であっても、断乎として、彼を厳科に処し、四民の見せしめに、八ツ裂きにせずにはおかない。
— 地の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
「その方の所業、不埒であるぞっ」「はい」「厳科を申しつける」「…………」 輝政は、横を向いて、「沢庵坊。
— 地の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
幕府の主旨は、すべて人民は、将軍家のみならず畜生にも仕え、もし畜生の病み傷つくときには、人間の子に喰わせる糧はなくとも、女房に着せる衣はとぼしくとも、質をおいてでも、犬医者をむかえ、薬療手当をしてやらなければ、掟に問われ、厳科に処せられるぞ――といわぬばかりである。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
左様な者あらば、厳科に処してかまわぬ」 叱咤に、叱咤をかさねていた。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
時に、峻烈無情にも似る厳科の断刀もまた下さねばなるまい。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
犯罪の再犯を防ぐため、厳科で臨むべきだという意見もある。
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規則を破った者には、どのような事情があろうと厳科が下される。
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彼は厳科を覚悟していたが、意外にも軽い罰で済んだ。
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