聡い
さとい
形容詞
標準
clever
文例 · 用例
そして美術の展覧会では、静寂として物音もなく、人々は意味深げに、鑑賞の智慧|聡い瞳を光らしている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
雪之丞は、万事、のみこんだというように、「それはもう、あなたさまのためには、叶いますだけはいかなことなりと――」三 長崎屋は、言葉せわしく、胸の一物を、概略ながら、雪之丞に囁いてしまうと、「そなたは、こころの聡い方、大ていのみ込んでくれたであろ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
それに妾は目聡い方ですから、一寸でも物音がすれば、直ぐ眼をさますのです」「また例の殺人狂の仕業ではありませんかしら」ブラボー夫人は横合から口を出した。
— 国枝史郎 『目撃者』 青空文庫
しっとりしていて物事の締め括りをちゃんと知っている聡い子供だわ。
— 森本薫 『華々しき一族』 青空文庫
だから、教へぬに日月を語ることは、極めて聡い人の事として居た頃である。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
だから、教えぬに日月を語ることは、極めて聡い人の事として居た頃である。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
自慢じゃありませんが耳は聡いですわ」「成程。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
主人の七郎兵衛というのは、町人には相違ありませんが、四十五六のあまり丈夫そうではない男で、色の青黒い、毛の多い、高い鼻と細い眼が特色で、何んとなく利には聡い人柄に見えます。
— 和蘭の銀貨 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は聡い子で、一度聞いたことは決して忘れない。
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聡い学生はすぐに教師の説明の矛盾を見抜いた。
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「あの子は本当に聡いね」と母親は感心した顔で言った。
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標準
sharp (ear, etc.)
作例 · 標準
老犬になった今も耳だけは聡く、遠くの足音に反応する。
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祖母は年老いてからも耳が聡く、隣室の会話まで聞き取っていた。
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猫は耳が聡いので、地震の前に部屋の隅へ隠れてしまった。
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