音痴
おんち
名詞名詞-の形容詞形容動詞頻度ランク #18075 · 青空 52 例
標準
tone deafness
文例 · 用例
支那文字の輸入以來、我々は漢語のデタラメな無韻的和讀によつて、著るしく「耳の健康」を障害し、言語上の音痴民族となつてしまつた。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
だが實際に「は」と發音されてる日本語を、故意に「わ」と書くやうな彼等の方法は、國語をその正しき發音通りに書くのでなくして、却つてこれを音痴的に邪曲惡化するものである。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
現代の通用化した日本語が、時代の過渡期混亂によつて、悉く皆音痴的に病疾されたものだとすれば――正にまたその通りであるが――時代の新しい更生教育は、何より先づその醫療に努めねばならないのである。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
音痴みたいな顔をしているけど。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
」 音痴同志のトンチンカンな会話。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
それは娘に初耳であったので、先方で弾かせられては大変と思って、一生懸命に耳を澄ましたが、あいにくその青年が調子外れ(音痴)だったので、歌の節が一々変テコに脱線して、本当の事がよくわからない。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
僕んところは親の代から音痴なんです。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
声もよくなく、その上節廻しに音痴のところがある。
— 岡本かの子 『高原の太陽』 青空文庫
標準
having no sense of (e.g. direction)