終戦後
しゅうせんご
名詞-の形容詞
標準
postwar
文例 · 用例
土足のままの文学織田作之助 僕は終戦後間もなくケストネルの「ファビアン」という小説を読んだ。
— 織田作之助 『土足のままの文学』 青空文庫
終戦後大作家まで自分の作品を棚に上げたもっともらしい文学論を書いているが、凡百のそれらの文学論よりは「ファビアン」一冊の方が、どれだけ今後の文学の行き方を示しているか判らないくらいだ。
— 織田作之助 『土足のままの文学』 青空文庫
終戦後の京都にいち早く出来た新しい設備は、キャバレーだ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
小沢は外地から復員して、今夜やっと故郷の大阪へ帰って来たばかしだが、終戦後の都会や近郊の辻強盗の噂は、汽車の中できいて知っていた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
『夜の構図』という小説の作者が、第一ホテルを舞台に使っているのは、重大な手落ちだと言った人がいるが、この小説が終戦後の話ではないことは、第二章に書いて置いた筈だ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
それがこの終戦後の、日本はじまって以来の大混乱の姿を見て、もはや黙すべからずと、かれの本性を私に打ち明け、また私の兄と弟とを指摘して兄弟三人、力を合せて日本を救え、他の男は皆だめだと言ったのです。
— 太宰治 『女神』 青空文庫
春隆も、貴子の眼にはそれだけ相場が下ったのか、終戦後の輿論だろうが、一つには、げんに金払いがわるい。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
私は終戦後、新聞の論調の変化を、まるでレヴューを見る如く、面白いと思ったが、しかし、国賊という言葉はさすがの新聞も使わなかった。
— 織田作之助 『終戦前後』 青空文庫
作例 · 標準
終戦後の食糧難の時代、人々は闇市で芋やカボチャを手に入れて飢えをしのいだ。
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終戦後、焼け跡から立ち上がった日本は、驚異的なスピードで高度経済成長を遂げた。
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私の祖母は終戦後に看護師として働き始め、苦しい家計を一人で支えてきた。
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