客車
きゃくしゃ異読 かくしゃ
名詞頻度ランク #34314 · 青空 314 例
標準
passenger car
文例 · 用例
ゲハイムラート以下皆往復共に四等客車に収まって行った。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
客車の中は白塗りのがらんどうで、ただ片側の壁に幅の狭い棚のような腰掛があるだけである。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
フニクラレの客車で日本人らしい人に出会って名乗り合ったら、それは地質学者のK氏であった。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
客車狭くして腰掛のうす汚きも我慢して座を占むれば窓外のもの動き出して新聞売の声後になる。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
三等が満員になったので団員の一部は二等客車へどやどや雪崩れ込んだ。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
あの物靜かな唱歌はもう聞かれなくなつて、賑かな寧ろ騷々しい談笑が客車の中に沸き上つた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
ワシントンからマウント・ウェザーの気象台へ見学に出かけた田舎廻りのがたがた汽車はアメリカとは思われない旧式の煤けた小さな客車であったが、その客車が二つの仕切りに区分されていて、広い方の入口には「ホワイト」、狭い方には「カラード」という表札が打ってある。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
(明治四十年十一月二十一日『東京朝日新聞』) 四十三 長距離の急行列車 去る九月十六日、北米の大西鉄道では二百六十三マイルの間を一度も停車せずに走る別仕立の三等客車を出したが、平均一時間に五十三マイルの速度で首尾よく目的地に達した。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
作例 · 標準
昔の蒸気機関車には、重厚な木製の客車が連結されていた。
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終着駅に到着し、乗客はゆっくりと客車から降りていった。
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この列車は、寝台を備えた豪華な客車で旅ができる。
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「次の駅で、お見送りの方はお下がりください」とアナウンスが流れ、客車がゆっくりと動き出した。
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ウィキペディア
客車(きゃくしゃ)とは、主に旅客を輸送するために用いられる鉄道車両である。座席車と寝台車を中心とするが、展望車、食堂車、荷物車、郵便車なども構造的には共通であり、旅客車と一体での運用も多いことから、これらも客車に分類される。
出典: 客車 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0