押し当てる
おしあてる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to push (something) against
文例 · 用例
伝平はすると、馬の首に手をかけて、その眼を馬の顔に押し当てるのだった。
— 佐左木俊郎 『馬』 青空文庫
手首の少し上の二重線はタイピストが机に押し当てる場所にあたり、まさにくっきりと付いている。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
柔らかい着物を顔に押し当てるようにして浮舟の姫君は寝たそうである。
— 浮舟 『源氏物語』 青空文庫
かえで (唯円の胸に顔を押し当てる)いつまでも、かわいがってくださいよねえ。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
それではチョウチンの火を消すぞ」 平作は顔を押し当てるようにしてチョウチンの火を吹き消した。
— 坂口安吾 『山の神殺人』 青空文庫
と同時に、袖を眼に押し当てる。
— 岸田國士 『ゼンマイの戯れ(映画脚本)』 青空文庫
……」 松五|郎の膝もとから、黒髪の束を取りあげた春重は、忽ちそれを顔へ押し当てると、次第に募る感激に身をふるわせながら、異様な声で笑い始めた。
— 邦枝完二 『おせん』 青空文庫
初子は好奇心の眼を輝やかせて、風呂敷の上からソッと触ってみたが分らない、蒲団にしては少し手ざわりが堅い、破れ目から中を覗いてみようと、右眼を押し当てるや、「キャッ!
— 大倉※子 『青い風呂敷包み』 青空文庫
作例 · 標準
例句