幻辞.com

押し付ける

おしつける
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #18938 · 青空 246
1
標準
to press against
文例 · 用例
この混合した粉を硝子板の表面に一様に篩いかけて後押し付けると三色の粉を不同なく板の上に密布し、顕微鏡で見れば全体がモザイックのようになっている。
寺田寅彦 天然色写真新法 青空文庫
色の青い娘は、着てゐる薄い茶色のジヤケツを、分厚に出来た、黒い※の木のベンチの、一番暗い隅に押し付けるやうにして坐つてゐる。
DIE FLUCHT 駆落 青空文庫
よく「無弦の琴」とか、「無声の韻」とかいう言葉がありますが、これはその心境を解したもの同志の間で言うことであって、これを生のまま人に理解を押し付けるといわゆる「野狐禅」とか「生悟り」とかいうものになりまして、却って仏教が世間から誹を招く基になるのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
商品に手数料の利徳といふものをつけるのは当りまへであるには違ひなからうけれど、性分だ、その利徳はただ儲けの為に人に押し付けるやうで、客に価値を訊かれても、さそくに大きい声では返事も出来なかつた。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
」その無謀な叫びをこちらへ押し付けるやうに目をしツかりつぶつてまで見せた。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
その婿には池田屋十右衛門の次男を押し付けるという段取りで、だんだんにその計略を進行させることになった。
津の国屋 半七捕物帳 青空文庫
木村にでも未練があれば知らない事」 こういって不敵に笑いながら押し付けるように葉子を見た。
有島武郎 或る女 青空文庫
張訓が夜寝ていると大きいがまがその胸のうえに這いあがって、息が止るかと思うほどに強く押し付けるのである。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
to foist on (task, responsibility)
作例 · 標準
例句
押し付ける(おしつける) — 幻辞.com