日本通
にほんつう
名詞
標準
Japan hand (someone very knowledgeable about Japan)
文例 · 用例
数年前にも一度来たことがあるのでだいぶ日本通になっている。
— 寺田寅彦 『俳諧瑣談』 青空文庫
その時東京からの扈従記者は新聞では国民新聞の坂本氏、通信社では電報通信の小山氏、日本通信の吉田氏らであつた、その時の新聞班の係長はつい先ごろまで、千葉県や群馬県の県知事をしてゐた県忍氏で県氏はその当時北海道庁の事務官であつたため新聞班の係長に選定されたのである。
— 野口雨情 『石川啄木と小奴』 青空文庫
それは、いずれも日本通と自称する八名の中国人委員が、智恵をしぼって考えだしたもので、それによると、この飛行島には、川上以外に一人の日本人もいない筈だから、一人の日本人をさがし出せば、それが川上だというのであった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
それを拾ひ読みしてゐた或る日本通の西洋人は、そのなかに「花のやうに美しい女流作家」と書いてあつた文句に出会すと、も一度叮嚀に写真版に見入つた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
ナカナカ日本通だね君ゃ。
— 夢野久作 『焦点を合せる』 青空文庫
しかしまだ如何なる日本通もわが章太炎先生のやうに、桃から生れた桃太郎へ一|矢を加へるのを聞いたことはない。
— 芥川龍之介 『僻見』 青空文庫
のみならずこの先生の一矢はあらゆる日本通の雄弁よりもはるかに真理を含んでゐる。
— 芥川龍之介 『僻見』 青空文庫
在来の如何はしい日本通と異つて大分に精細な所まで研究が行届いてるらしく、貞奴の語がヱレン氏の口から出ると「彼女は俳優でない、芸者である」と打消した。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
作例 · 標準
彼は日本文化に精通しており、外国人からは「日本通」と呼ばれています。
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海外での日本食ブームを牽引したのは、まさに「日本通」の料理研究家たちでした。
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「へえ、彼女って本当に日本通だね!何でも知ってるんだ。」
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