兵舎
へいしゃ
名詞頻度ランク #41715 · 青空 113 例
標準
barracks
文例 · 用例
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」------------------------------------------------------- 一 内地へ帰還する同年兵達を見送って、停車場から帰って来ると、二人は兵舎の寝台に横たわって、久しくものを言わずに溜息をついていた。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
五六日間、すべての勤務を二年兵にまかせきって、兵舎でぐう/\寝ていた。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
――吉田は、防寒服を着け、弾丸を込めた銃を握って兵舎から走り出た。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
一時間ばかり椅子でボンヤリしているうちに、伍長と、も一人の上等兵とは、兵舎で私の私物箱から背嚢、寝台、藁布団などを悉く引っくりかえして、くまなく調べていた。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
事務室から出ることを許されて、兵舎へ行くと、同年兵達は、口々にぶつ/\こぼしていた。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
」軍医と何か打合せをしていた伍長が、扉のすきから獰猛な顔を出して、兵舎の彼に呼びかけた。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
」 兵舎へ帰ると、一人で将棋盤を持出して駒を動かしていた松本が頭を上げてきいた。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
ほかの同年兵達が、よそ/\しい疑うような眼をして、兵舎へ這入って来た時、彼は始めて自分があの鮮人から贋造紙幣を受取っていやしなかったか、そのことを試されているのに、気づいた。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
作例 · 標準
夜更けの兵舎では、若い兵士たちが故郷の家族へ宛てた手紙を薄暗いランプの光で書いていた。
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厳しい訓練を終えた新兵たちは、泥だらけのブーツを引きずるようにして木造の兵舎へと戻っていった。
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基地の敷地内には、かまぼこ型の古い兵舎が今も記念碑として残されている。
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