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肉眼

にくがん異読 にくげん
名詞頻度ランク #23151 · 青空 305
1
標準
naked eye
文例 · 用例
鬚がそよそよと伸びるのが肉眼でも判るほどだから、と真顔で教えたら、だまってしゃがんで僕の顎を皿のようなおおきい眼でじっと見つめるじゃないか。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
また他の複雑な色ならばそれに相応して三色の粒の処があるいは薄くあるいは濃くなっているが、粒が細かいから肉眼にはただこの三色の混じた複色が見えるのである。
寺田寅彦 天然色写真新法 青空文庫
肉眼ではこれ以上の事は分りかねるが、一度顕微鏡下に照らしてこの小さい雪片を見れば誰しもその美しさに驚かぬ人はあるまい。
寺田寅彦 雪の話 青空文庫
後者等は大体において人間心理を伝統的理想の鋳型に嵌めて活動させているとしか思われないのに反して、西鶴だけは自分自身の肉眼で正視し洞察し獲得した実証的素材を赤裸々に記録している傾向がある。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
映像の場合にも肉眼と写真カメラとの本質的差違のためにいろいろの問題は起こるが、これはもう周知の事でありこのためにいろいろのおもしろいトリックができるのである。
寺田寅彦 耳と目 青空文庫
その時は双眼鏡か何かで見て肉眼で見たのと比較し、もし肉眼で見る方がよく見えればその灯色は赤光で、そうでなければ青か白だという。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
シモツケの繖形花も肉眼で見たところでは、あの一つ一つの花冠はさっぱりつまらないものであるが、二十倍にして見るとこれも驚くべき立派な花である。
寺田寅彦 高原 青空文庫
人間の肉眼が細かいものを判別しうる範囲はおおよそどれくらいかというとまず一ミリの数十分の一以上のものである、最強度な顕微鏡の力を借りてもその数千分の一以下に下げる事はできぬ(もっとも細かいものの見える見えぬはその物の光度と周囲の光度との差によりまた大きさよりはむしろ視角によるが)。
寺田寅彦 物理学と感覚 青空文庫
作例 · 標準
今夜の彗星は非常に明るく、都市部でなければ肉眼でもはっきりと確認できる。
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顕微鏡を使わなくても、その細菌のコロニーは肉眼で捉えることが可能だ。
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遠くに見える島の灯台の光が、肉眼では点のようにしか見えなかった。
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2
標準
the physical eye
作例 · 標準
仏教の教えでは、目に見える現象だけを捉える「肉眼」の限界を説いている。
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凡夫の肉眼では見抜けない真実を、悟りを開いた高僧は見通していたという。
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五眼の一つとしての肉眼は、肉体的な感覚器官としての視力を指す。
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ウィキペディア

肉眼(にくがん)とは、光学機器を付けずに観測すること。 またその行為である。

出典: 肉眼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0