怡々
いい
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #124 · 青空 23 例
標準
having fun
文例 · 用例
克勤の民意を得る是の如くなりしかば、事を視ること三年にして、戸口増倍し、一郡|饒足し、男女|怡々として生を楽みしという。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
穏やかな老人の言葉と怡々たるその容に接している中に、子路は、これもまた一つの美しき生き方には違いないと、幾分の羨望をさえ感じないではなかった。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
朝から晩まで、真に朝から晩まで、小供等を対手に怡々として暮らしてゐる。
— 石川啄木 『足跡』 青空文庫
月給を貰つた為に怡々して早く帰るなどと、思はれたくなかつたのだ。
— 石川啄木 『足跡』 青空文庫
静子は、逢つたら先づ話して置かうと思つてゐたことも忘れて、この夏は賑やかに楽く暮せると思ふと、もう怡々した心地になつた。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
静子の顔は、先刻の怡々した光が消えて、妙に真面目に引緊つてゐた。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
』と、静子は吉野に会釈して怡々下女の後から出て行く。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
靜子は、この夏は賑やかに樂く暮せると思ふと、逢つたら先づ話して置かうと考へてゐたことも忘れて、もう怡々した心地になつた。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
作例 · 標準
老人は、遠い昔の思い出を怡々と語り、しばしば懐かしそうに目を細めた。
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週末の公園では、子供たちが日差しを浴びて、怡々と駆け回っていた。
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「いやあ、この温泉は格別だ。怡々と湯に浸かると、日頃の疲れも癒えるようだね」と、彼は満足そうに呟いた。
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彼の怡々たる笑顔は、周囲の人々にも温かい安らぎを与えていた。
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