粟立つ
あわだつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-自動詞
標準
to get goosebumps
文例 · 用例
しかもそうした青年をこれ程までにいじめつけて鼓を吾が物にしようとする鶴原夫人の残忍さ……それを通じてわかる「あやかしの鼓」の魅力……この世の事でないと思うと私は頸すじが粟立つのを感じた。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
二重の玻璃窓をきびしく鎖して、大いなる陶炉に火を焚きたる「ホテル」の食堂を出でしなれば、薄き外套をとおる午後四時の寒さはことさらに堪えがたく、膚粟立つとともに、余は心の中に一種の寒さを覚えき。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
二重の玻璃※を緊しく鎖して、大いなる陶爐に火を焚きたる「ホテル」の食堂を出でしなれば、薄き外套を透る午後四時の寒さは殊さらに堪へ難く、膚粟立つと共に、余は心の中に一種の寒さを覺えき。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
野面は青黒く暮れかかっていた――背が粟立つほど、底寒かった。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
それが冷い夕方の風であるならば、見てゐる者の肌にも粟立つやうな思が迫る。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
さうとすれば無邪気と云はうか無智と云はうか実に笑ひを禁じ得ないと一緒にまた肌の粟立つ程恐ろしくも感ぜられる。
— 伊藤野枝 『女教員の縊死』 青空文庫
二重の玻璃※を緊しく鎖して、大いなる陶炉に火を焚きたる「ホテル」の食堂を出でしなれば、薄き外套を透る午後四時の寒さは殊さらに堪へ難く、膚粟立つと共に、余は心の中に一種の寒さを覚えき。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
純一は忽ち肌の粟立つのを感じた。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日粟立つについて考えている。
粟立つという言葉は日本語で重要だ。
彼は粟立つの意味を理解している。
この文には粟立つが含まれている。