浮城
ふじょう
名詞
標準
floating fortress
文例 · 用例
その他の智識としては馬琴、為永の小説や経国美談、浮城物語を愛読し、ルッソーの民約篇とかを多少|噛っただけである。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
……霞の滝、かくれ沼、浮城、もの語を聞くのと違って、現在、誰の目にも視めらるる。
— 泉鏡花 『瓜の涙』 青空文庫
けれども大船に救い上げられたからッて安心する二葉亭ではないので、板子一枚でも何千|噸何万噸の浮城でも、浪と風との前には五十歩百歩であるように思えて終に一生を浪のうねうねに浮きつ沈みつしていた。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
海を圧する浮城、飛行島!
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
その主なるもののみを挙げるならば、 東海散士柴四朗「佳人之奇遇」、「東洋之佳人」、矢野竜渓の「経国美談」、「浮城物語」、末広鉄腸の「雪中梅」、「花間鶯」、木下尚江の「良人の自白」、「火の柱」、内田魯庵の「社会百面相」等がある。
— 直木三十五 『大衆文芸作法』 青空文庫
四万噸の一大|浮城は、さすがに大きい。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
我々が現世に於て美人だの美男子だのと言つてるものは大西洋の豪華汽船の類ひであるが、神奈川県に於て人間の美は、わが国の無敵駆逐艦とか戦艦といふ必要の装甲以外の無役な一物も加へてゐない鋼鉄の浮城の姿となる。
— 坂口安吾 『総理大臣が貰つた手紙の話』 青空文庫
ここはラゴ・マジョーレの東岸にあって、夕日にむかう向う岸は、もうそろそろ霞だって、カンネロの浮城が夢のように淡い。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
作例 · 標準
物語の中で、敵は巨大な浮城で攻め込んできた。
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かつて難攻不落と言われた浮城がそこにはあった。
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伝説によると、その国の守護神は浮城に住んでいるという。
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ウィキペディア
『浮城』 は2012年の香港映画。
出典: 浮城 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0