浮上
ふじょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #8839 · 青空 72 例
標準
surfacing
文例 · 用例
寒い暗い都会霧の中に夢のワルハラのごとく光の宮を浮上がらせる。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
筆が洗練され、枯淡になっていても、やはりどこか昔の虚子の「三つのもの」や「石棺」時代の名残のようなものが紙面の底から浮上がって来るように私には感ぜられるのである。
— 寺田寅彦 『高浜さんと私』 青空文庫
西を見ると神島が夕日を背にして真黒に浮上がって見える。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
そういう光景が一つの古い煤けた油画の画面のような形をとって四十余年後の記憶の中に浮上がって来るのである。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
この御手洗の屋根の四本の柱の根元を見ると、土台のコンクリートから鉄金棒が突き出ていて、それが木の根の柱の中軸に掘込んだ穴にはまるようになっており、柱の根元を横に穿った穴にボルトを差込むとそれが土台の金具を貫通して、それで柱の浮上がるのを止めるという仕掛になっていたものらしい。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
この幼い子供達のうちには我家が潰れ、また焼かれ、親兄弟に死傷のあったようなのも居るであろうが、そういう子等がずっと大きくなって後に当時を想い出すとき、この閑寂で清涼な神社の境内のテントの下で蓄音機の童謡に聴惚れたあの若干時間の印象が相当鮮明に記憶に浮上がってくる事であろうと思われた。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
液体静力学の実験例えば浮秤で水や固体の比重を測る時でも、毛管現象が如何に多大の影響を有するかという事を見せるために、液面に石鹸の片を触れて比重系の浮上がる様を見せる事なども必要と思う。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
前句の世界へすっかり身を沈めてその底から何物かを握んで浮上がって来るとそこに自分自身の世界が開けている。
— 寺田寅彦 『断片(2)』 青空文庫
作例 · 標準
潜水艦が静かに海面に浮上した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
水面に浮上した魚が餌をついばんでいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
問題が浮上し、会議は一時中断した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
emerging
作例 · 標準
新しい才能が次々と音楽業界に浮上している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
長年の研究の結果、画期的な発見が浮上した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女の名前が突然、候補者リストに浮上した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
rising (of rank)
作例 · 標準
そのチームは後半戦に順位を大きく浮上させた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の業績が評価され、社内での地位が浮上した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
株式市場でその企業の株価が急激に浮上した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash