昔語り
むかしがたり
名詞
標準
old story
文例 · 用例
」 と昔語りに話して聞かせた所為であろう。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
昔語りでも嘘でもロマンスの性質を帯びれば、それがすべて現実に思へるやうな水色の月が冴えた真夜中になりかけてゐた。
— 岡本かの子 『夏の夜の夢』 青空文庫
昔語り山村暮鳥昔、昔のそのむかし昔の話をきかさうかぢぢがこどものそのころも山には霧がかかつてた森には小鳥がないてゐた
— 山村暮鳥 『昔語り』 青空文庫
)かくて、かつては彼の住居をめぐりて 輝き栄えし栄光も、埋もれはてし遠き世の おぼろなる昔語りとなりにけり。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
その茶話のあいだに、わたしは彼の昔語りをいろいろ聴いた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
池に臨みて靜かに茶を飮みつゝ、老翁の昔語りを聞き、浮生半日の閑ならねど、暫し浮世の外にある心地せり。
— 大町桂月 『鹿島詣』 青空文庫
昔語りは気恥ずかしくもある。
— 堺利彦 『赤旗事件の回顧』 青空文庫
それはそれとして、日本の上流社会の一番ドエライところを代表したのがこれ位のところで、紀文や奈良茂の昔語りよりも大分落ちるようである。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
作例 · 標準
囲炉裏を囲んで、祖父の昔語りに耳を傾けた。
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子供たちは、おばあちゃんの昔語りが大好きだ。
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村の長老が、この土地の昔語りを始めた。
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