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無風

むふう
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #39584 · 青空 76
1
標準
windless
文例 · 用例
」「あたし、桜を見ていると、蛙の卵の、あのかたまりを思い出して、――」家内は、無風流である。
太宰治 春昼 青空文庫
」「あたし、櫻を見てゐると、蛙の卵の、あのかたまりを思ひ出して、――」家内は、無風流である。
太宰治 春晝 青空文庫
この雲の上には実に東京ではめったに見られない紺青の秋の空が澄み切って、じりじり暑い残暑の日光が無風の庭の葉鶏頭に輝いているのであった。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
そういうある日の快晴無風の午後の青空の影響を受けたものか、近頃かつて経験したことのないほど自由な解放された心持になって、あてもなく日本橋の附近をぶらぶら歩いているうちに、ふと昨日人から聞いた明治座の喜劇の話を想い出してちょっと行って覗いてみる気になった。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
午後の海軟風(土佐ではマゼという)が衰えてやがて無風状態になると、気温は実際下がり始めていても人の感じる暑さは次第に増して来る。
寺田寅彦 夕凪と夕風 青空文庫
夕なぎというのは昼間の海風から夜間の陸風に移り変わる中間に、一時無風の状態を経過する、その時をさして言うのである。
寺田寅彦 海陸風と夕なぎ 青空文庫
従って風の変わり目の無風が著しく現われるのである。
寺田寅彦 海陸風と夕なぎ 青空文庫
当時ほとんど無風で、少なくも人間に感じるような空気の微動はなかったので、ことによるととんぼはあの大きな目玉を夕日に照りつけられるのがいやで反対のほうに向いているのではないかとも思われた。
寺田寅彦 三斜晶系 青空文庫
作例 · 標準
湖面は鏡のような無風状態で、遠くの山々が鮮やかに映し出されていた。
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煙突から立ち上る煙がまっすぐ空へ伸びていくのを見て、今日は無風だと確信した。
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無風の熱帯夜は空気が体にまとわりつくようで、クーラーなしでは到底眠れない。
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2
標準
quiet (state of affairs)
作例 · 標準
業界全体が停滞しており、新製品の発表も途絶えてしばらく無風の期間が続いている。
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国会は野党の追及も弱く、今期は驚くほど無風のまま閉会を迎えそうだ。
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人事異動の噂が飛び交っていたが、結局は誰も動かず無風の結果に終わった。
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