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インクスタンド

インクスタンド
名詞
1
標準
inkstand
文例 · 用例
ルーテルが室のなかに入って何か書いておったときに、悪魔が出てきたゆえに、ルーテルはインクスタンドを取ってそれにぶッつけたという話がある。
内村鑑三 後世への最大遺物 青空文庫
われわれはほかのことで事業をすることができないから、インクスタンドを取って悪魔にぶッつけてやるのである。
内村鑑三 後世への最大遺物 青空文庫
その傍らに、わたしは自分の机や書棚やインクスタンドや原稿紙のたぐいを買いあるいた。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
「実は今日もこれから出かけにゃならんのです……浅野御存知ですか……遠藤伯なんぞあの人を大分信任のようですな」 そして、半ば独語のように、「その縁故で、死んだ津村二郎なんぞ、金を出させたって云う話もあるが……」 朝子が仕事をしている硝子のインクスタンドの傍にマジョリカまがいの安灰皿があった。
宮本百合子 一本の花 青空文庫
インクスタンドも、灰皿も、ペンも原稿紙も、凡てがたまらないほどなつかしく、恰も命あるもののやうに見え、つい話しかけてみたくすらなつて来る。
北條民雄 断想 青空文庫
文机は楢の分厚な一枚板の無装飾、まるで爼のような感じで、その上には、頑丈な紫檀の硯箱と精巧な玻璃細工のインクスタンドが並んでいる。
――「小悪魔の記録」―― 坂田の場合 青空文庫
いつか家に来た時、大理石と青い玻璃とで出来てる大きなインクスタンドを貰ったことがあった。
――「正夫の世界」―― 霧の中 青空文庫
――戸棚のわきの文机に、インクスタンド、硯箱、人形、切子硝子の花瓶、手箱の類など、ごたごた並んでいる、その片端に、小さな紫色の壜が置かれていた。
豊島与志雄 紫の壜 青空文庫
作例 · 標準
彼のアンティークなマホガニーの机の上には、時代を物語る銀製の装飾が施されたインクスタンドが置かれていました。
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博物館には、いくつかの見事なインクスタンドを含む、19世紀の筆記用具のコレクションが展示されていました。
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彼女はインクスタンドにそっと羽根ペンを浸し、手紙を書く準備をしました。
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古い書斎の片隅に、インクスタンドと羽根ペンが静かに置かれていた。
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