特殊
とくしゅ
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #2206 · 青空 4429 例
標準
special
文例 · 用例
そして、かういふ誤解といふものが、長い間には、どのやうな所まで増大してゆくものか、それは頗る大した増大なのだが、かゝる誤解は、特殊的なものであるので、世間一般からは、顧みらるべくもなく、Bはそれを、創作にでもするよりほか、致し方もないことだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
厭離一切娑婆世界の厭世観は、ヘルンの多くの作品中に一貫して、その特殊な文学情操の基調となってる。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
特に室生君には特殊の驚異を感じたらしく、常々「あんな珍しい男を見たことがない」と言つてゐた。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
何となれば彼の中には、丁度我々の詩が求めてゐるやうな「新鮮さ」や、特殊な鋭い「敏感さ」やがあり、或る説明できない神經の尖鋭が、溌剌たる言語の中で泳いでゐるのを見るからだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
その理由は、泣菫の詩に於ける特殊な佶屈の言葉と、その詩情に本質してゐる孤獨な憂鬱の陰影とが僕の個性に近く接觸するものがあつたからだ。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
けれども彼の「本校」といふ言葉の中には、「私立」といふことを非常に特殊扱ひしてゐる響があつたために、ズツト此の学校に勉めて来てゐる教師達には、一種異様に聞えたのである、訓辞はたゞ訝しさを与へたばかりであつた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
専門というべきものは、単に修辞の特殊的な練習にのみ存しおり、鑑賞上には存在の区別がないはずである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
実際こうした詩の情操には、何らか或る鮮新な、浪漫的な、多少西欧の詩とも共通するところの、特殊な水々しい精神を感じさせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
その特殊な能力を持つ彼は、チームにとって不可欠な存在だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この機械は、特殊な環境下での使用を想定して設計されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は特殊な訓練を受け、どんな状況でも冷静に対応できる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash