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物忘れ

ものわすれ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #33253 · 青空 91
1
標準
forgetfulness
文例 · 用例
そこへきて民子が明けてもくれてもくよくよして、人の眼にもとまるほどであるから、時々は物忘れをしたり、呼んでも返辞が遅かったりして、母の疳癪にさわったことも度々あった。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
物忘れする子なりともいい、白痴なりともいい、不潔なりともいい、盗すともいう、口実はさまざまなれどこの童を乞食の境に落としつくし人情の世界のそとに葬りし結果はひとつなりき。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
小兒食へば記臆力を損ずとて、老人のみ食ふ、物忘れするも拘はぬを以て也。
南方熊楠 鹽に關する迷信 青空文庫
だが松田優作が「ブラック・レイン」で静かに描き出した巨大都市に根を張る負のイメージは、物忘れの素晴らしく良いこのオレの脳裏からもしばらくのあいだ離れそうもない。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
それからそれへと新しい噂に追われて、物忘れの早い江戸の人たちは、先々月の末に汗を拭きながら牡丹餅をこしらえたり、買い歩いたりした事を、遠い昔のように思いなして、もうその噂をする者もなかった。
岡本綺堂 廿九日の牡丹餅 青空文庫
しかも浅はかな私ら人間は猿と同様に物忘れする。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
一生涯、それに溺れてしまって、身にも魂にもしみ込んだ道楽を、封ぜられたためでしょうか、祖父は賭博を止めてからというものは、何となくほうけてしまって、物忘れが多く、畑を打ちながら、鍬を打つ手を休めて、ぼんやり考え込むことが多かったそうです。
菊池寛 勝負事 青空文庫
が、普通クリスチャンの青年が、社会に出てしまうと、まるきり物忘れをしたように、けろりとクリスチャンでなくなるように、若杉さんも、いつの間にか、青年時代の信仰をどこかへ置き忘れていました。
菊池寛 若杉裁判長 青空文庫
作例 · 標準
最近、歳のせいか物忘れがひどくて困っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
鍵の置き場所を忘れるなど、ちょっとした物忘れが増えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
大切な約束を物忘れしてしまい、相手に迷惑をかけてしまった。
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