建築史
けんちくし
名詞
標準
architectural history
文例 · 用例
彼は建築史の研究を近代からだん/\原始へ遡つて行つた。
— 岡本かの子 『夏の夜の夢』 青空文庫
前者が金閣寺を、後者が銀閣寺を建てたのが、日本建築史の標本として残つてゐるくらゐが、せめてもの功績である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
大きさはシラクーザの劇場(直径一三四米)には及ばないが、それでも直径一〇九米、オルケストラの直径三五米を数え、シチリア現存劇場中第二位を占め、また、ローマ時代改築の赤煉瓦の舞台建造物が白い列柱と共に遺っているのは、劇場建築史の貴重な資料として見るからに有りがたく感じられるものである。
— 野上豊一郎 『エトナ』 青空文庫
サント・シャペルは昔の王宮の礼拝堂で、聖ルイが第七・第八十字軍遠征から持って帰った遺物(今はノートル・ダームの宝蔵にある)を納めて礼拝するために建てたもので、フランス建築史の上では最も重要な建物の一つである。
— 野上豊一郎 『パリの地下牢』 青空文庫
此の部屋は古い寺院建築のクリプトを思い出させるような円柱と円天井で構成され、さむざむとした、だだっ広い石造の広間で、十三世紀の建造がそのままに保存されてあるので、建築史研究者には興味の多いものらしい。
— 野上豊一郎 『パリの地下牢』 青空文庫
殊に建築の内部の壁の装飾や、照明器具や、室内調度、各室のとびら、窓、階段、天井……などのつくりが生きた建築史だつた。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
そうなると法隆寺の建築は、極東建築史の得難い縮図だということになる。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
その建築の様式を利用して純粋の礼拝堂を造り、また礼拝の対象たる塔婆を造るに至ったことは、たといその様式に大変化がなかったとしても、なお建築史上の大変革といわなくてはならぬ。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
作例 · 標準
彼はヨーロッパの建築史に詳しく、特にゴシック建築が好きだ。
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大学の講義で、日本の建築史について深く学んだ。
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建築史を学ぶことで、その時代の文化や生活を知ることができる。
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ウィキペディア
建築史 とは、建築の歴史のこと。建築学の一分野であると同時に、歴史学の一分野でもある。さらに、建築史は文化史・美術史・技術史・社会史の一つとしても捉えられる。
出典: 建築史 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0