表白
ひょうはく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
expression
文例 · 用例
それで彼は、その現識を、出来るだけ直接に表白出来さへすればよかつたのです。
— 中原中也 『宮沢賢治の詩』 青空文庫
これは一見生徒の前に自分の無知を表白するように見える。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
この場合、だれもがその「感情」を表白しようと思つてゐる。
— 萩原朔太郎 『中央亭騷動事件(實録)』 青空文庫
)この場合は事情が事情であり、感情の高調を表白してゐる際だから、自然と私の口からそれが語勢を帶びて出て來たらしい。
— 萩原朔太郎 『中央亭騷動事件(實録)』 青空文庫
「濫費日」や「嘘つき日」や「怠け日」はあまり聞えはよくないかもしれないが、実はこれらの特定日の存在は平日の節約勤勉真面目を表白するとすれば目出度い事である。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
作者が肉体的に疲労しているときの描写は必ず人を叱りつけるような、場合によっては、怒鳴りつけるような趣きを呈するものでありますが、それと同時に実に辛辣無残の形相をも、ふいと表白してしまうものであります。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
なぜならばそこには何の高調されたるリズムも表白されて居ないから、即ち普通の退屈な散文として讀過されてしまふから。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
おまえは分限に応じて平凡に生きよ」 わたくしはまた、いよいよ決心して歌よりも小説のスケールによって家霊を表現することを逸作に表白した。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
作例 · 標準
仏前で己の罪を認め、悔い改めるための表白を読み上げた。
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彼は長年の沈黙を破り、ついに自分の真実の思いを表白した。
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舞台の上で、役者は主人公の心の葛藤を独白の形で表白する。
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