寡兵
かへい
名詞
標準
small army force
文例 · 用例
寡兵をもって敵地に徘徊することの危険を別としても、なお、指定されたこの数千里の行程は、騎馬を持たぬ軍隊にとってははなはだむずかしいものである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
乃木は我の寡兵を悟らせまいとして尽く地物に隠れさせ、発砲を禁じ、銃剣をつけさせ、満を持した。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
元来正行は常に寡兵を以て、敵の不意を襲って大勝利を得て居る。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
味方は、河内和泉などの寡兵である。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
川越の夜戦は、北條氏康が寡兵を以て両上杉八万の大軍を撃破した快戦だが、その古戦場が直ぐ東京の近くにありながら、殆んど世人に忘れられてゐるのは、北條氏が亡んでしまつた為めかも知れない。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
大王は寡兵をもって常に積極的にこれに当ったが、ダウンの作戦また頗る巧妙で虚々実々いわゆる機動作戦の妙を発揮した。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
この戦は両将の作戦巧妙を極めたが、結局会戦に自信のある大王がよく寡兵をもって大勢を制し得たのである。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
一八一三年新兵を駆り集め、エルベ河畔での作戦はナポレオンの天才振りを発揮した面白いものであったが、遂にライプチヒの大敗に終り、一八一四年は寡兵をもってパリ東方地区に於て大軍に対する内線作戦となった。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
作例 · 標準
敵は圧倒的な大軍だったが、寡兵でよく持ちこたえ、最後まで城を守り抜いた。
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あの将軍は、常に寡兵で奇襲を成功させることで知られていた。
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訓練された寡兵が、戦況を覆す決定的な一撃を放った。
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