果柄
かへい
名詞
標準
stem (of a fruit)
文例 · 用例
さつき私が叱りつけたから、悲しくなつて何処かへいつてしまつたのだらうか。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
自分の命の傍に、いつも執拗に佇んで居る複数の影のようなものを一瞬感じたとき、かの女の現実の眼のなかへいつものむす子の細い鋭い眼が飛び込んで来て、「なにぼんやりしてんの」と薄笑いした。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
不良少年になってね、学校がすむと、どっかへいっちゃったって。
— 新美南吉 『うた時計』 青空文庫
常念坊は、ちょうちんにあかりをつけると、あたりを見て、「おや、もう、どっかへいったな。
— 新美南吉 『のら犬』 青空文庫
「どこかへいらっしゃる、ちょっと紅茶でも。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
ところが犬は、やはりそれを食べないで、口にくわえたまま、またどこかへいってしまいました。
— 鈴木三重吉 『やどなし犬』 青空文庫
――何だつていいよ――で、そのボウトで、どこかへいくのか。
— 鈴木三重吉 『勇士ウ※ルター(実話)』 青空文庫
すいっちょは夙うに何処かへいなくなっている。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
作例 · 標準
採れたてのリンゴは、まだ青々とした果柄がついていて新鮮だ。
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このぶどうは、果柄がしっかりしているので房から落ちにくい。
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収穫の際、果実を傷つけないよう果柄の根元から丁寧に切り取る。
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