匙
さじ異読 しゃじ・かい
名詞頻度ランク #34563 · 青空 679 例
標準
spoon
文例 · 用例
しかし、ここで匙を投げたら、或いは、日本のお伽噺はギリシヤ神話よりも殘酷である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」母は遂々、匙を投げた。
— 岡本かの子 『桃のある風景』 青空文庫
(明治四十年十一月十七日『東京朝日新聞』) 四十 ノルウェーの夫婦匙 ノルウェーで結婚式の時に用いる木彫の匙がある。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
鎖で二つの匙をつないだようなものであるが、ただ一本の木で作るそうな。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
結婚の朝、新郎新婦はこの夫婦匙で睦まじく御馳走を食うという。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
家兎のやうな目をしてゐるフランス女は、子供の手から匙をもぎ取つた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
しかし、今の家内を貰ってから、福沢宗になりましてね、堅蔵ですよ」「お金をたくさん持って面白い」「何とか有効に使わなくちゃならないと考えて来るようになっちゃ、もう面白くありませんな」「そう」 小初は、もう料理のコースの終りのメロンも喰べ終って、皮にたまった薄青い汁を小匙の先で掬っていた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
匙を持つ手は、ヘロ中の結果、ニコチン中毒のひどい奴より、もっとひどくブル/\ふるえた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
スープを飲むのに、大きな匙を使った。
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この薬は、一日に匙一杯を飲むように指示されている。
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デザートには、小さな銀の匙が添えられていた。
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