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落つ

おつ
Nidan verb (upper class) with 'tsu' ending (archaic)動詞-自動詞
1
標準
to fall
文例 · 用例
要所、要所の手くばりもあらましここにすみぬれば手代が下知の一聲に家臺をゆする物音やたまたま晝の閑寂に庭の椿の落つる頃。
萩原朔太郎 煤掃 青空文庫
二、三ヶ月程たって後息子の顔が店に見えぬようになって、店の塵を払う亭主は前よりも忙がしげに見えたが、それでもいつも同じような柔和な顔つきで、この男のみは裏木戸に落つる梧葉の秋も知らぬようであった。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
さねかずらとはどんなものかしらず、蔦這いでる崖に清水したゝって線路脇の小溝に落つる音涼し。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
落ついて、よくお聞き。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
仕事も一段落ついた。
太宰治 貪婪禍 青空文庫
一日の仕事が一段落ついて、今少しすれば食欲|三昧の時が来る。
岡本かの子 異国食餌抄 青空文庫
ガラスだのベルだのコップだのは生活上の必要から言馴れてもうすっかり落ついてしまったではないか。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
木の葉をつたい歩く蟻にとりては一粒一粒の雨滴の落つる範囲を方数ミリメートルの内に指定する事が必要なれども、吾人人間には多くの場合にただ雨量と称する統計的の数量が知らるれば十分なり。
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
作例 · 標準
例句
落つ(おつ) — 幻辞.com