視野
しや
名詞頻度ランク #4807 · 青空 616 例
標準
field of vision
文例 · 用例
無論現実的の憂愁ではなく、青空に漂う雲のような、または何かの旅愁のような、遠い眺望への視野を持った、心の茫漠とした愁である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
画面の視野が広く、パノラマ風であり、前に評釈した夏の句「鮒鮓や彦根の城に雲かかる」などと同じく、蕪村特有の詩情である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そこに一種の鮮新な喜悦――心の視野が遠く延びて行くやうな喜悦――がある。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
殊に、そこは視野が広くて、稀には船なども見ることが出来たし、島なども見えた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
ひょっと目星い品が視野から彼女を呼び覚すと、彼女の青みがかった横長の眼がゆったりと開いて、対象の品物を夢のなかの牡丹のように眺める。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
写真機のピントガラスに映った自然や、望遠鏡の視野に現われた自然についても、時に意外な発見をして驚くのは何人にも珍しくない経験である。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
随つて、芥川氏の智の視野に映じてくる処のものも、人生の、若しくは人間の悲哀、苦悶、憂鬱、寂寥、倦怠、幻滅――要するに暗き世の姿である。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
これが文学の基調をなすとき、視野の狭さと、一面性と、必要以上のこじつけのため、著しくその芸術的価値を減殺する。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
作例 · 標準
広大な砂漠を前に、遮るもののない視野がどこまでも続いていた。
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登山中、開けた場所から遠くの山々まで見渡せる素晴らしい視野を得られた。
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新しい双眼鏡は、視野が広く、対象物を捉えやすい。
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標準
one's outlook (e.g. on life)
作例 · 標準
彼は常に前向きな視野を持ち、どんな困難にも立ち向かう。
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学生のうちに色々な経験を積むことで、視野が広がるだろう。
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異文化に触れることで、これまでとは違った視野で物事を見られるようになった。
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