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衰滅

すいめつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
decline
文例 · 用例
かつて菊池寛氏は某所に於て、今日の如き科學時代には、詩は衰滅の一路をたどるのみだと言つたが、この「科學時代」といふ言葉を、もし菊池氏の主觀に於て、夢を忘れた小常識人や、世渡り上手の小才智人のみが横行する時代、即ち要するに「小常識的俗物時代」といふ意味に解するならば、正にまちがひなく眞理である。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
さうした頽廢の社會に於ては、單に詩が衰滅するばかりではない、科學も哲學も藝術も、一切の文化が衰滅してしまふのである。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
かかる教育は、文化の衰滅を招來するところの、憂ふべきデカダンスの教育ではあるけれども、斷じてその健全なる向上を計るものではないのである。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
事によると肥料に食傷して衰滅するかもしれない。
寺田寅彦 路傍の草 青空文庫
叔父はこうして私を衰滅させるためにヤケに給料を殖やしているのではないか知らん。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
さて此処で考うべきは、何故に古典の長篇詩が、近代に至って衰滅したかということである。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
国民は常に活動を欲するものなり、国民は常にその巨人を造るなり、国民は常にその巨人によつて其精神を吐くものなり、国民は常に其精神を吐きて、盛衰の運を迎ふるものなり、精神の枯るゝ時、巨人の隠るゝ時、活動の消ゆる時、国民は既に衰滅の徴を呈するものなり。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
しかしながら、この事たる、究極よりこれを見るに「黄人の相|食み相闘ふもの」に他ならず、「たとひ我が日本甘んじて白人の牛後となり、二三省の地を割き二三万方里の土地四五千万の人民を得るも、何ぞ黄人の衰滅に補あらん。
中島敦 斗南先生 青空文庫
作例 · 標準
かつて栄華を誇った文明も、いずれは衰滅の道を辿る。
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「この種の生物は、環境の変化により衰滅の危機に瀕している。」
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彼の情熱は、次第に衰滅していった。
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