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衰耗

すいもう
名詞動詞-サ変
1
標準
weaken and decline
文例 · 用例
おまけに、Aは今後益々その志望に於て衰耗してゆくであらうし、Bは尠くも、文学の点でだけは発展してゆくであらう。
中原中也 心理的と個性的 青空文庫
もし水気が尽き湿潤の作用が乏しくなれば水は既に涸渇しているのであり、火気が尽き乾熱の威力作用が衰耗すれば、火も既に余燼となっているのであって、水火の本体が無ければ湿乾の気もまた無いのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
恐らく、それと共に、今日の僕の記憶力も、臨終の床に夢を見る老耄れどもの乾枯びた脳髄と同じくらいに衰耗しているのに違いない。
原口統三 二十歳のエチュード 青空文庫
Aの研究によると、高齢者の肉体は常に衰耗の一路を辿るにしても、その程度はひとによつて違ふばかりでなく、同じひとりについて、部分的に遅速の差があり、その結果、ひとによつて、ある部分は既に老境に入り、ある部分は未だ青春の名残りをとゞめてゐるといふ現象がしばしばみられるといふのである。
岸田國士 老病について 青空文庫
恐怖の後に、平静な衰耗状態に陥った。
豊島与志雄 秦の出発 青空文庫
彼等の不幸は、肉体や精神の衰耗とか、老い先に希望が少いとか、余生を不自由なく送る資力がないとかいふことだけではない。
――宛名のない手紙―― 日本人とは? 青空文庫
小唄作者よ、おまへの名附け子、     水※こそは私の渇望、   憂ひに沈み衰耗し果てる     口なき馴染みのかの水※。
OEVRES D'ARTHUR RIMBAUD ランボオ詩集 青空文庫
「その大事を目睫にひかえて、先にもいったとおり、殿には無稽な伝説などに囚われて、心神衰耗の御容態、また折も折に、俵一八郎の死と築城中の出丸|櫓の崩壊とが暗合したので、いよいよ気を病んでいられる。
船路の巻 鳴門秘帖 青空文庫
作例 · 標準
長年の酷使により、機械の性能は徐々に衰耗していった。
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「年老いた王国の力は、内乱によってさらに衰耗した。」
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彼の健康状態は、病気によって著しく衰耗した。
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