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城池

じょうち
名詞
1
標準
castle moat
文例 · 用例
津軽藩祖大浦為信は、関ヶ原の合戦に於いて徳川方に加勢し、慶長八年、徳川家康将軍宣下と共に、徳川幕下の四万七千石の一侯伯となり、ただちに弘前高岡に城池の区劃をはじめて、二代藩主津軽信牧の時に到り、やうやく完成を見たのが、この弘前城であるといふ。
太宰治 津軽 青空文庫
大内は西方智識の所有者であったから歟、堺の住民が外国と交商して其智識を移し得たからである歟、我邦の城は孑然として町の内、多くは外に在るのを常として、町は何等の防備を有せぬのを例としていたが、堺は町を繞らして濠を有し、町の出入口は厳重な木戸木戸を有し、堺全体が支那の城池のような有様を持っていた。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
大恩ある幕府の爲には、其身は更なり、父祖傅來の俸祿城池をも犧牲に供せむと決心せし也。
大町桂月 宗吾靈堂 青空文庫
所が今度のは勢ひがよかつたと言つても九州全體を統治して居つたといふわけではなく、僅かな土地城池を守つて居つたに過ぎない所の南朝の懷良親王が、斯ういふエライ手紙をやつたのです。
内藤湖南 日本文化の獨立 青空文庫
内藤氏の城池のある鳥羽とは何処か。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「天慶二年、平将門は下総猿島に偽宮を造り、関東諸国を攻略して、諸国に要塞を築き、城池を修理して、官軍を待った。
野村胡堂 古城の真昼 青空文庫
玉置の城というのは、築かれた時代が時代ですから、平場の城ではなく、山の中段を切り開いて、石を畳み水を繞らした要塞ですが、今は城池の影もなく、僅にその本丸、二の丸の跡を偲ぶばかり。
野村胡堂 古城の真昼 青空文庫
どうせ捨てゝ置けば誰かゞ手を出さずにはいないのであるから、そのくらいなら他国に先んじて一閑斎以来の城池を我が有とするのに、何の躊躇することがあろうぞ。
谷崎潤一郎 武州公秘話 青空文庫
作例 · 標準
城の周りを囲む城池は、敵の侵入を防ぐための重要な防御施設だった。
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水面に映る城の姿が、静かな城池に美しく広がっていた。
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城池に沿って散策路が整備されており、市民の憩いの場となっている。
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