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重訳

じゅうやく異読 ちょうやく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
indirect translation
文例 · 用例
日本語に之を重訳して罪過と謂ふは稍々穏当ならざるが如しと雖も、世にアイデアル、リアルを訳して理想的、実写的とさへ言ふことあれば、是れ亦差して咎むべきにあらず。
石橋忍月 罪過論 青空文庫
津田真道が「開化を進る方法を論ず」、加藤弘之「国体新論」、西周は「知説」のほかに「致知啓蒙」、福沢諭吉は「文明論の概略」、祖父は明治八年に「泰西史鑑」というものを独・物的爾著から重訳して出している。
宮本百合子 繻珍のズボン 青空文庫
なぜなら重訳である上にかなり無理が伴っているからである。
辻潤 自分だけの世界 青空文庫
自分はこの訳本を重訳ではあるがその理想的さ加減を略遺憾なく伝へてゐると公言する」と云つてゐられます。
伊藤野枝 寄贈書籍 青空文庫
わが国でも、明治四十一年(一九〇八年)にはじめて蒲原有明がフィツジェラルドの訳書中から六首を選んで重訳紹介して以来、今日までに多くの翻訳書が出た。
RUBA'IYAT ルバイヤート 青空文庫
一概にどれが正しく、どれが好ましいともいえぬが、すくなくとも、わが辰野隆氏のいくつかのフランス戯曲の翻訳、わけても、今度の「フイガロの結婚」は、月並な名目と動機を超え、すべての流儀と型とを絶した、ほとんど秘伝と銘をうちたい辰野家専売の貴重訳である。
――ボーマルシエ、辰野隆訳『フィガロの結婚』 秘伝の名訳 青空文庫
定評なき外国翻訳の重訳を絶対に慎むことである。
岸田國士 築地小劇場の旗挙 青空文庫
武帝泰初二年十月、倭女王遣重訳貢献。
喜田貞吉 石上神宮の神宝七枝刀 青空文庫