野人
やじん
名詞
標準
rustic
文例 · 用例
すなわち通人粋客に対して、世態に通じない、人情を解しない野人田夫の意である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
匹夫野人も屑しとしないような醜行陋体を、世間憚らず実現しつつ、詩は神聖恋は神聖を歌って居るところの汚醜劣等の卑人が、趣味がどうの、美がどうのと云うてるのに、社会の一部が耳をかしてるとは、情ないじゃないか。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
二人の問答を聞いているのもおもしろいが、見ているのも妙だ、一人は三十前後の痩せがたの、背の高い、きたならしい男、けれどもどこかに野人ならざる風貌を備えている、しかしなんという乱暴な衣装だろう、古ぼけた洋服、ねずみ色のカラー、くしを入れない乱髪!
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
前にあげたる光俊の歌を訳して支那の村老野人に示さんには、恐らくは嘲み笑はれん。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
野人に蟷螂あり、斧を上げて茄子の堅きを打つ、響は里の砧にこそ。
— 泉鏡太郎 『五月より』 青空文庫
夾竹桃は情熱の女だ、枇杷は野人だ(赤い夾竹桃と小粒の枇杷)、敬坊、うれしいなあ、しづかだなあ。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
また其が貴人の屍體であツたとしても、賤婦野人の屍體であツたとしても、彼は其處に黒犬と斑犬との差別を付けようとしなかツた。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
特に君が母堂の馬丁と不徳の事のごときは、あり触れた野人の風説に過ぎなかった。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
彼は都会の喧騒を離れ、野人として山奥で暮らしている。
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昔話に出てくる野人は、森の恵みで生活していたという。
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都会で生まれ育った私には、野人の生活は想像もつかない。
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標準
ruffian
作例 · 標準
酒に酔って暴れる彼は、まるで野人のようだ。
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あの店の店主は、一見すると野人のような風貌をしているが、とても優しい人だ。
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映画に登場する野人は、文明に触れていない未開の人々として描かれている。
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標準
non-politician
作例 · 標準
彼は野人だが、政治家顔負けの鋭い意見を持っている。
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あの会社の経営者は野人で、しがらみにとらわれず自由に事業を展開している。
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野人だからこそ言える、忖度のない発言は、時に政界を動かす力を持つ。
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標準
Yeren
作例 · 標準
伝説の野人イエレンは、中国の山中に生息すると言われている。
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多くの目撃談があるにもかかわらず、野人イエレンの存在は未だ確認されていない。
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UMA研究家は、野人イエレンの痕跡を探して今日も森を彷徨う。
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