兼官
けんかん
名詞動詞-サ変
標準
holding of concurrent (official) posts
文例 · 用例
政府は已むを得ず、正途出身の宣贊舍人には兼官を與へ、兼官を有する宣贊舍人は正途の出身、兼官なき宣贊舍人は招安の出身と、一目瞭然と區別の立つ樣にした。
— 桑原隲蔵 『支那人の妥協性と猜疑心』 青空文庫
宗門奉行といふのは作事奉行の兼官で、切支丹など一人もゐない時世だから、宗門奉行は名ばかりで切支丹のことなど何一つ御存知ないのである。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
旅人は六十二、三歳頃(神亀三、四年)太宰帥に任ぜられ、天平二年大納言になって兼官の儘上京し、天平三年六十七歳で薨じている。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
二十二年片山社会党内閣が成立し、当時の西尾書記長が国務大臣兼官房長官として入閣した。
— 浅沼稲次郎 『私の履歴書』 青空文庫
たとえば、レコードのことをレコート、というし、家のげんかんというのをけんかん、あずけに行くっていうのをあつけにゆくっていうし、みょうなことだって話してるの‥‥。
— 林芙美子 『お父さん』 青空文庫
作例 · 標準
彼は複数の役職を兼官しており、非常に多忙な日々を送っている。
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兼官は、限られた人材を有効活用する上で重要な制度だ。
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兼官によって責任が曖昧になることもあるため、注意が必要だ。
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