嗚咽
おえつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #35996 · 青空 504 例
標準
sobbing
文例 · 用例
翌る朝、目がさめて、その映画を思い出したら、嗚咽が出た。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
川のむこうにいた女よりさきに菊ちゃんを見て知っていたような気もするのです」「まあ、いい」馬場はそう呟いて微笑んでみせたが、いきなり左手で顔をひたと覆って、嗚咽をはじめた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
どうして民さんは死んだんです」 僕が夢中になって問返すと、母は嗚咽び返って顔を抑えて居る。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
」 夜は更けて風粛々、二人の嗚咽の声のみ高し。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
宵のうちはその障子に人影が写り「デデンデン」という三味線の撥音と下手な嗚咽の歌が聞こえて来る。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
それはもう嗚咽に近かった。
— 梶井基次郎 『過古』 青空文庫
」 と言い、私を寝床に連れて行きましたが、寝てからも、そのくやし泣きの嗚咽が、なかなか、とまりませんでした。
— 太宰治 『美男子と煙草』 青空文庫
けれども、ドアをあけたとたんに、嗚咽してゐる葉藏を見てしまつた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
作例 · 標準
例句