巡り合わせ
めぐりあわせ
名詞
標準
fortune
文例 · 用例
以上の理由により、ここで私が読者諸君に提示するのは、ヴァイオレット・スミス嬢とチャーリントンにおける自転車乗りの影、そして我々の調査が不思議な巡り合わせで思いも寄らぬ悲劇へと至った諸々の一部始終である。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
生前は便りもなかった伯父のラルフが死後わたくしどもの世話を気にかけるというのも変に思われましたが、カラザズさんの説明によれば、弟の死をちょうど耳にして伯父はわたくしどもの巡り合わせに責任を感じたのがその理由だそうです。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
してみれば福を受けるのも福を受けないのも同じ風に遇っているのであるから、福を受けた舟が良いから福を受けたという事も無く、福を受けない舟が悪いから福を受けないという事も無く、いわゆる巡り合わせというものであって、福無福については何等の考慮や計画によって福が受けられるというものではないのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
しかしながら福無福を偶然の巡り合わせであるとするのは、風に本来福も無福もないという理屈や、甲の福とする風は即ち乙の無福とする風と同じ風であるという理由が有るからといっても、それはいささか即断過ぎるのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
後年その先生の助手として、実験のお手伝いをするような巡り合わせになろうなどとは、勿論夢にも思わなかった。
— 中谷宇吉郎 『寺田寅彦の追想』 青空文庫
そういう時に、先生と個人的な接触に恵まれたことは、私にとって非常に幸運な巡り合わせであった。
— 中谷宇吉郎 『寺田寅彦の追想』 青空文庫
竜手様という、竜の手が、海蛇の乾物か、とにかく、伝説的な品ものを手に入れて、それに、いたずら半分の試しごころから、百両の金を祈った翌日、ちょっとした自分の不注意で、庄太郎があんなことになったのは、つまり、そういう巡り合わせだったのだろう。
— 悲願百両 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
偶然を、藤吉親分は、巡り合わせと呼んでいたが、そのめぐりあわせだけでは説き得ない、割りきれないものが、藤吉の心に残ったに相違なかった。
— 悲願百両 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
作例 · 標準
彼の成功は、才能と努力、そして良い巡り合わせのおかげだ。
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不思議な巡り合わせで、私たちは再び出会った。
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人生は様々な巡り合わせによって大きく変わるものだ。
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