詠み手
よみて
名詞
標準
writer (of a poem)
文例 · 用例
(新生三月号をよみて)
— 中原中也 『書信』 青空文庫
一通は手もとふるへて巻納めぬ、二通も同じく、三通四通五六通より少し顔の色かはりて見えしが、八九十通十二通、開らきては読み、よみては開らく、文字は目に入らぬか、入りても得よまぬか。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
歌をよみて其の枝の紅梅の莟を解かんとするにあらず。
— 泉鏡太郎 『婦人十一題』 青空文庫
△放浪によりてえたる貧しき収穫より――旧作□美しき人を泣かして酒飲みて調子ばづれのステヽコ踊る旅籠屋の二階にまろび一枚の新聞よみて一夜をあかす酒飲めど酔ひえぬ人はたゞ一人欄干つかみて遠き雲みる酔覚の水飲む如く一人に足らひうる身は嬉しからまし △ △ △△先日の句会では愉快でした。
— 種田山頭火 『雑信(二)』 青空文庫
と見えぬながらも、よみてけるに、九一ろうどのわ、しんがん(心眼)なるべしと、ひざ打ちたたいて、かんしんした。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
銀の足鐶 ――死人の家をよみて――囚徒らの足にはまばゆい銀のくさりがついてゐる。
— 大手拓次 『藍色の蟇』 青空文庫
一、全體醫業は甚だ六箇敷物にて、始終書物をよみて學問せねば出來ぬものなり。
— 福澤諭吉 『養生の心得』 青空文庫
よい歌のよみてであった。
— 一九二二年(大正十一年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の詠み手としての才能は、文学界の誰もが認めるところであり、多くの作品が評価されている。
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俳句の詠み手は、限られた十七文字という言葉の制約の中で、無限の情景や感情を表現する。
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この歌集には、歴史に名を残す多くの有名な詠み手の珠玉の作品が厳選されて収録されている。
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