メランコリー
メランコリー
名詞
標準
melancholy
文例 · 用例
萩は田舎乙女の素朴と都会婦人の洗練とを調和して居るかと思へば、小娘のロマン性と中年女のメランコリーを二つながら持つてゐる。
— 岡本かの子 『秋の七草に添へて』 青空文庫
その夜新吉の膝に加えられたカテリイヌの柔い重圧が新吉のメランコリーに深く泌み込んで仕舞ったのを新吉はいまいましく思いながら、まぼろしのようにその夜教授の部屋の窓から眺めた月光を含む靄の中からサンミッシェル街の灯影を思い泛べて、秋の深まり行く巴里の巷を幸福と懊悩に乱れ乍らさまよい歩いた。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
癪に障ったからギュッと握り返してやったわ」と友達に自慢話をするような少女、「あなた、この頃メランコリーね。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
あなたと別れてから、私は急に淋しくなり、沈鬱な気分におそわれ、とりとめもないメランコリーに身をまかせてしまいました。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
夜は妙にメランコリーになってやたらに涙をこぼしたくて仕様がなかった。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
夜それもまだ夕方妙にメランコリーな心持になって、トルストイの「結婚の幸福」を読んだ。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
国男が妙にメランコリーになって神経質になって居た。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
メランコリーに沈んだ様な筆致で書けそうである。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
青春時代には、誰もが一度はメランコリーを感じるものだ。
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彼の瞳の奥には、深いメランコリーが宿っているように見えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
秋の夕暮れは、郷愁とメランコリーを誘う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
メランコリー 、憂鬱(ゆううつ)とは、日常的な用法では、はればれしない落ち込んだ気分、抑うつのこと。英語の「メランコリー」はギリシア語の「μελαγχολία」(melagcholia) に由来する。七つの大罪の前身となった八つの枢要罪の一つ。
出典: メランコリー — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0