神獣
しんじゅう
名詞
標準
divine beast
文例 · 用例
厳島の神獣として猴多くいたがその屍を見た者なきに何処へ行ったか今は一疋も見えぬ(同四の二、横田氏説)というは、先述ハヌマン猴は屍を隠すてふインド説に近い。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
その金堂が、五峯八柱櫓のように重なり合った七堂伽藍の中央になっていて、方丈の玄関には、神獣鏡の形をした大銅鑼が吊されていた。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
古代エジプトでは猫は神獣だった。
— 豊島与志雄 『猫先生の弁』 青空文庫
瞬時も固定せぬ愛と憎み、神獣一如の姿である。
— 折口信夫 『万葉びとの生活』 青空文庫
神獣や曼陀羅を彫刻した仏殿のおどろくべきコレクションや、黄金の蓮の花の上に立っている宝石を鏤めた十六アンパン(約八十尺)の純金の仏陀像を挙げずとも、ラッサがラマ教徒の聖都だという不変の証拠がある。
— 久生十蘭 『新西遊記』 青空文庫
それは松屋敷ばかりでなく、村うちはどこでも多少その被害に見舞われたのであるが、伝説はその猿を鎮守八幡の神獣と伝えていたので、堅く殺すことを忌んでいたから誰も積極的にそれを駆除しようとはしなかった。
— 山本周五郎 『麦藁帽子』 青空文庫
驚いて駈けつけた吾八は、神獣を殺したと知るや茫然としてそこへ立竦んだ。
— 山本周五郎 『麦藁帽子』 青空文庫
きみと、しんじゅうするくらいに、きみを好いてくれるような、そんな、編輯者でも出て来ぬかぎり、きみは、不幸な、作家だ、と一語ずつ区切ってはっきり言った。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
作例 · 標準
伝説に登場する神獣は、人々に幸運をもたらすと言われている。
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壁画には、想像上の神獣が力強く描かれていた。
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この地方には、特定の神獣を崇める信仰が残っている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
神獣(しんじゅう) 霊獣、あるいはそれに類する存在の呼称。 神獣 (年号) - 中国で北魏の時代に大趙を建てた万俟醜奴の私元号。 神獣 (聖剣伝説) - 『聖剣伝説』シリーズに登場するボスキャラクター。
出典: 神獣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0