臣従
しんじゅう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
vassalage
文例 · 用例
かうした紀綱の紊乱に連れて、貴族及び豪族の私有地なる荘園は、ます/\激増したが、これ等の貴族豪族は、各自の荘園の治安を維持するため、各々の子弟もしくは臣従を武装せしめ、武技を錬らしめたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
「親や夫に臣従しないで、もっと自分本位の生活を送ってもいゝと思いますの。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
「親や夫に臣従しないで、もつと自分本位の生活を送つてもいゝと思ひますの。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
八幡神側から言へば、臣従を誓はせる事によつて――父子の形はとつても――土地の害悪を押へたのである。
— 折口信夫 『偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道』 青空文庫
氏々の聖職の起原――転じては、臣従の由来――を説く寿詞(賀正事としてが、最初の用途)が、朝賀の折に、数氏の長上者等によつて奏上せられる様になつてからは、其根元たる中臣寿詞は、即位式――古くは二回、大嘗祭にも――に奏上せられることに定まつて来たのである。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
ほを示す即ほく動作が臣従を誓ふ形式になる所以である。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
鹿・蟹が甘んじて奉仕しようとすると言つた表現は、実は臣従を誓ふ形式から発して来たものと解するがよい。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
よごとは、臣従を誓ふ者が、其氏族の守護霊を捧げて、長者の齢を祝福する意味の詞であつた。
— 折口信夫 『高御座』 青空文庫
作例 · 標準
弱小国は強大国に臣従し、その支配を受け入れた。
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家臣は主君に対し、絶対的な臣従を誓った。
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歴史上、多くの部族が有力な王に臣従することで平和を保った。
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