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もく
名詞
1
標準
figure (pattern in wood)
文例 · 用例
姉の家で普請をしていた時に、田舎から呼寄せられて離屋に宿泊していた大工のさんからも色々の話を聞かされたがこれにはずいぶん露骨な性的描写が入交じっていたが、重兵衛さんの場合には、聴衆の大部分が自分の子供であったためにそういう材料はことさらに用心して避けたものと思われる。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
此君にして此臣あり、十萬石の政治を掌に握りて富國強兵の基を開きし、恩田は、幸豐公の活眼にて、擢出られし人にぞありける。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
然るに御老職末席なる恩田殿方は一家内能く治まり、妻女は貞に、子息は孝に、奴婢の輩皆忠に、陶然として無事なること恰も元日の如く暮され候。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
幼君手を拍ちて、「可し、汝が觀る處予が心に合へり、予も豫てをこそと思ひけれ、今汝が説く所によりて、愈々渠が人材を確めたり、用ゐて國の柱とせむか、時機未だ到らず、人には祕せよ」とぞのたまひける。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
斯くて幸豐君はを擧げて、一國の老職となさむと思はれけるが、もとより亂世にあらざれば、取立ててこれぞといふ功は渠に無きものを、みだりに重く用ゐむは、偏頗あるやうにて後暗く、はたを信ずる者少ければ、其命令も行はれじ、好き機もがなあれかしと時機の到るを待給ひぬ。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
因りて倩々案ずるに、國許に候恩田と申者、老職末席にて年少なれど、きつと器量ある者につき、國家の政道を擧げて任せ申さむと存ずるが、某も渠も若年なれば譜代の重役をはじめ家中の者ども、決して心服仕らじ、しかする時はが命令行はれで、背く者の出で來らむには、却て國家の亂とならむこと、憂慮しく候。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
手前等より役儀申付け候こと、お易き御用に候、先づ何はしかれ其とやらむ御呼寄せあひなるべし」「早速の御承引難有候」と其日は館に歸らせ給ふ。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
其より御國許へ飛脚を飛して、御用の儀これあり、諸役人ども月番の者一名宛殘止まり、其他は恩田同道にて急々出府仕るべし、と命じ給ひければ、こはそも如何なる大事の出來つらむと、取るものも取り敢へず、夜に日についで出府したり。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
作例 · 標準
この古い木製のテーブルは、美しいが浮き出ていて高級感がある。
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家具職人は、木のを活かしたデザインで作品を仕上げた。
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一枚板のカウンターには、それぞれ異なる独特のが現れている。
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ウィキペディア

杢(もく)、杢目(もくめ)またはフィギュア(英語:figure )とは木材の木目・木理のうち、柾目とも板目とも異なって稀に現れる複雑な模様のものを指す。その希少価値・審美的価値から珍重される。原木の中で生ずる局部的なねじれや湾曲のある箇所、または瘤の部分などを切り出した際に現れ、これは木の切り出し方によっても決定的な影響を受ける。

出典: — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0